「この小さい小瓶は、塗った部位が最初は痒くなってそのうち火のように熱くなって

最後には焼け爛れたようになってとける」

 カジャは心底嬉しそうに言いました。

 すねて丸まっていた仔犬は、思わずもう一度咳き込みました。

 

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